そば粉専門店 おそばどっとこむ

そば粉辞典4.そば粉Q&A

そば粉に関するちょっとした疑問にお答えする「そば粉Q&A」。お客様からこれまでにお寄せいただいたご質問と、その回答をご紹介します。以下に質問事項が掲載されていない場合は、お気軽に当店までお問い合わせください。

Q:そば粉の色の違いについて教えてください。

A:白いそば、黒いそばと、そばには様々な種類があります。この色の違いは、そばの実のどの部分を製粉したかにより決まります。
そばの実には中心に胚芽があり、そのすぐ外側に胚乳、さらに外側に甘皮部分、そして一番外側が殻です。色は中心部が最も白く、外側になるにつれ、黒くなっていきます。そのため、中心部を製粉したそば粉は白くなり、外側を製粉したそば粉は黒くなるのです(そば粉の製粉 を参照)。

ちなみに、そばの実の中心部を製粉したそば粉は、一番粉・更科粉といわれ、真っ白な色合いが特長。でんぷん質を多く含む、食感豊かなそばに仕上がります。

胚乳部分を製粉したそば粉は、二番粉・ちゅうそう粉と呼ばれています。一番粉と三番粉の中間くらいの色合いで、でんぷん質・タンパク質ともにバランスよく含んでいるのが特長。風味、食感ともに優れたそば粉です。

最も外側の甘皮部分を製粉したそば粉を、三番粉と呼びます。黒っぽい濃い色合いで、田舎そばとして親しまれています。風味が強いのが特長のひとつです。

Q:自宅でそば打ちを始めたいのですが、道具はどこで購入できますか?

A:そば粉専門店「おそばどっとこむ」では、そば打ちに最適な道具を各種取り扱っています。
詳しくはそば打ち道具のページをご覧ください。必要な道具が一式そろった、そば打ち初心者の方に最適なそば打ち体験初めてセットもご用意。また、こね鉢、麺切り包丁なども各種サイズを取りそろえておりますので、お客様にピッタリな一品をお選びください。

Q:そば打ち教室ではうまく仕上がるのに、自宅で打つとうまくいきません…。

A:そば打ちのポイントは「丁寧に手早く!」です。そば粉は熱と乾燥に弱いため、この丁寧に手早くという相反する作業をクリアしない限り、おいしいそばを味わうことはできません。教室の生徒さんも皆、最初は作業に手間取るようですが、チャレンジあるのみです! 何度もやっているうちに、自然とコツを覚え、目安となる20分という時間の中で、うまく作業を行えるようになります。

まず時間をしっかりと計りながら作業をしましょう。また、材料の分量はデジタルはかりなどできちんと量ること。この2点を心がけることで、随分、仕上がりが違ってくるはずです。詳しくはオンラインそば打ち教室二八そばをご参照ください。
何かご不明な点があれば、当店までお気軽にお問い合わせください!

Q:そば粉の保存方法について教えてください。

A:そば粉は高温多湿を嫌います。そのため、紙袋に入れたうえでビニール袋に包み、冷蔵庫などに保管してください。この状態で、約1カ月ほど保存できます。
ただし、そば粉はひき終わった瞬間から劣化が始まります。そのため、できる限り早めにご使用いただくのがベスト。そば打ちの後に余ったそば粉は、そばがきガレットとそば粉のクレープそばぜんざいあべかわもちなどにしてもおいしく召し上がれます。ぜひお試しください!

そば粉辞典
そば粉について そば粉の製粉 そば粉レシピ そば粉Q&A